ニュース&トピックス

当院の漢方治療について(山内医師)

2021.2.5
お知らせ
医局より

ホームページをご覧のみなさまへ

今回コラムを担当させていただきます、医師の山内です。

当院では、なるべく最新・最善の治療をご提供するため医局内でも意見交換をして、検査や治療内容を少しずつ変更し実践しています。
不妊治療の方法の一つに漢方治療があります。漢方治療についても治療内容についてスタッフで検討を重ね、少しずつ変更したりしています。

漢方を服用することで、普段感じていたイライラやドキドキ、不安感などの神経症状が改善することもありますし、気や血の巡りをよくする事で活動的になり、妊娠しやすい体を作れるようになります。

当院では漢方を処方する際、「気・血・水」についてどの項目に問題があるかを把握してから処方するようにしています。漢方をご希望の方には質問表をお渡ししますので、お気軽にお問い合わせください。統合医療部門もしくは漢方診療枠で初回の処方を決定させていただきます。
保険診療で処方できる漢方も多数あります。

排卵誘発剤を飲んでも排卵しにくい方や、下半身(臍から下)の冷えが強く基礎体温が低い場合には「温経湯」、原因が分からない不妊には「温経湯」や「当帰芍薬散」がよく用いられ、妊娠の報告も全国的に多数されています。

また月経周期に合わせて漢方を使い分ける「周期療法」と言われる方法も実施していきますので、現状の治療以外で漢方に興味のある方は、併用する事をお勧めします。

 

当院で使用している漢方薬の紹介はこちら