- 生理が始まったら電話連絡するように言われていたが、診察時間外で電話がつながりません。いつ電話したらいいですか?
翌日AM9時以降の診察時間内にご連絡ください。翌日が日祝日の場合は翌々日のAM9時以降にご連絡ください。
また、夕方診療帯にお電話をいただいても対応できかねる場合がございますので、17時までにご連絡いただきますようお願い申し上げます。
- 会社の健康診断を受けてもいいですか?
タイミング・人工授精の排卵期以降(高温期)は妊娠の可能性があります。採血はしてもかまいませんが、レントゲン検査や胃カメラなどは生理中の期間にすませたほうが安心でしょう。体外受精周期も同様で胚移植以降は避けましょう。できるだけ準備周期のうちにすませてください。どうしても本番周期になる場合は生理周期のできるだけ早い時期に受けましょう。
- 歯科治療はしてもいいですか?
当院の治療と併行して歯科治療を受けてもかまいません。妊娠の可能性がある場合や妊娠中はその旨を歯科医師に伝えてください。妊娠中はつわりなどで歯科治療が苦痛になることも考えられますので、歯科治療が必要な方は早めに始めた方がいいでしょう。
- タイミング・人工授精後、高温期が続いているが出血もしています。生理でしょうか?
出血しているが高温期が18日以上続いている場合、市販の妊娠検査薬で妊娠しているかどうか確認してください。妊娠反応陽性であれば近日中に来院してください。はっきりしない場合は数日後に再度検査してみてください。陰性であれば、しっかり出血してくるのを待ちましょう。
人工授精後はお薬の影響で体温の下降と出血がずれることもあります。数日待っても高温が続いている場合は看護師宛にご連絡ください。
- 妊娠何週まで診てもらえますか?出産もできますか?
タイミング・人工授精での妊娠であれば心拍が確認できるまで、体外受精での妊娠の場合は妊娠7~8週位まで当院で診察し、卒業となります。当院には分娩施設がありませんので出産は他施設を探していただくことになります。
- 卒業後の妊婦健診はお薦めの病院を紹介してもらえますか?
病院を選ぶ参考になるようにご希望の方にはJ-NETの施設パンフレットをお渡し出来ますが、お薦めの病院の紹介はしておりません。通院のしやすさや出産のときの条件(母子同室・立ち会い分娩・無痛分娩・料金など)をご夫婦で調べて、健診先を決めていただくとよいでしょう。
- タイミング・人工授精後、市販の妊娠検査薬で陽性が出ました。自宅が遠方のため近医を受診して判定してもらってもいいですか?
ご卒業の際は紹介状のお渡しがあるため、当院への受診をおすすめします。
また、バイアスピリンなど妊娠後も継続して薬の服用が必要な場合もあります。薬が必要ない方は近医で妊娠判定してもらってもかまいませんが、必ず当院にも陽性が出たことをご連絡ください。当院で治療のうえ妊娠された患者様には「妊娠調査書」をお渡しすることになっております。ご協力をお願いいたします。
- 転院したいので紹介状を書いてもらえますか?
ご希望があれば受付にお申し出ください。
作成には約2週間のお時間をいただきますことをご了承ください。
- すでにもらった紹介状のあて先を変更して再発行してもらえますか?
受付宛にご連絡ください。再発行の場合、診察は不要ですが受け取りに来られる日をお伝えください。不要になった紹介状をお持ちいただきますと、差し替えにて料金が発生しない場合があります。不要になった紹介状の持参がない場合、あらためて紹介状の料金が必要となります。
- 凍結胚や凍結精子の保存を更新したい。または廃棄したい。どこに連絡したらいいですか?
保存期間満了日の翌月に「凍結期間満了」のお知らせをSMSにお送りします。
胚/卵子は女性のSMSに、精子は男性のSMSにお送りしますので、そちらから手続きをお願いいたします。
妊孕性凍結保存をされた方はSMSが届きましたら更新希望・保存中止どちらもお電話での対応となっておりますので、当院までご連絡をお願いいたします。
※凍結専用ダイヤル(06-6534-8824+224 生殖技術部門)
※凍結精子を保存中止される場合は男性ご本人様からの連絡が必要となります。
※海外在住で日本の携帯電話をお持ちでない方にはお知らせは届きません。手続きをご希望の際は上記凍結専用ダイヤルへお電話をいただくか、cryoform_namba@ivfnamba.com までご連絡をお願いいたします。
- 生理が来るたびに落ち込んでしまいます。治療に前向きになれません。
落ち込むのは自然なことで、同じように感じる方はたくさんいらっしゃいます。
辛い、落ち込んでしまうという気持ちをお話しできる相手はいらっしゃいますか?
時には誰かに気持ちを話すだけでも楽になることもあります。ひとりで抱え込まず、心理カウンセリングや看護師相談室を利用してしんどい気持ちをカウンセラーや看護師にお話してみてください。
- 今後の治療方針について、夫婦ではどうしたらいいのか決められません。
色々な選択肢があって決められない、治療そのものを続けるべきか悩んでいるなど相談をご希望であれば看護師相談室をご利用いただけます。おひとりでもご夫婦一緒にでもご利用いただけます。予約が必要になりますので看護師相談室の案内をご参照ください。
- 風疹抗体価が低いと言われたが、風疹ワクチンは必ず受けないといけませんか?
妊娠初期に風疹に罹患すると胎児に問題が起こることがあります。
主な症状としては難聴、白内障、心臓構造異常などで、これらの症状がお子様に発症した場合『先天性風疹症候群』と診断されます。抗体価が低い場合、生まれてくるお子様の安全のために妊娠前のワクチン接種をお勧めします。風疹ワクチンは妊娠の可能性がある場合接種できません。必ず避妊周期に接種し、その後2か月間は避妊してください。
- 妻が風疹ワクチンを接種しましたが、夫もワクチン接種した方が良いですか?
奥様が風疹ワクチン接種済みであっても、まれにですが抗体ができない場合があります。妊婦への感染の可能性を減らすため、妊婦の周囲にいるご主人様やご家族も風疹にかからないよう、風疹ワクチンを受けておくことをお勧めします。ご主人様がワクチン接種希望の場合はお近くの内科に問い合わせて接種してください。
- 近医で風疹ワクチンを希望したら麻疹との混合ワクチンになると言われましたが問題ないでしょうか?
『麻疹風疹混合(MR)ワクチン』を接種して問題ありません。
麻疹(はしか)の感染力は非常に強く、抗体を持っていない方の近くに感染者がいるとほぼ100%感染します。妊娠期間中に感染すると、風疹のように先天奇形の増加はありませんが30%くらいに流早産を引き起こすと言われていますので、厚生労働省も『麻疹風疹混合(MR)ワクチン』の接種を勧めています。
麻疹風疹混合(MR)ワクチンも妊娠の可能性がある場合接種できません。必ず避妊周期に接種し、その後2か月間は避妊してください。
- インフルエンザの予防接種はいつ受けたらいいですか?
基本的にインフルエンザの予防接種はいつ受けてもかまいません。体外受精などの治療周期や妊娠中も制限はありません。
- 喫煙者ですが、タバコはやめた方がいいですか?
女性の喫煙は妊孕性の低下の原因となり男性の喫煙は精子を造る機能に影響します。
また妊娠中の喫煙は早期破水・前置胎盤・胎盤異常の原因となりますし、胎児の成長が制限されることもあるので低出生体重の可能性が増加し、早産のリスクも上昇します。妊娠そのものへの影響以外にも、出生後の乳幼児において、乳児突然死症候群の原因となることが挙げられています。
さまざまなリスクを減らすためにも治療中から禁煙したほうがよいでしょう。
また本人が喫煙しなくても身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。受動喫煙によっても低出生体重や早産のリスクが上昇しますし、出生後はお子様の呼吸器疾患や乳幼児突然死症候群を引き起こすことが指摘されていますので、ご主人様や同居のご家族にも禁煙してもらうことが望ましいです。
禁煙外来でフォローすることもできますので、いつでもご相談ください。(但し、薬剤供給が不足しているため現在休診中)
- 治療中もアルコールは飲んでもいいですか?
妊娠中の母親が飲酒すると、生まれてくるお子様にさまざまな影響を残すことがあり『胎児性アルコール症候群』と呼ばれています。出生時の低体重、顔面を中心とする奇形や脳障害などで、少量の飲酒でも妊娠のどの時期でも生じる可能性があります。胎児性アルコール症候群には治療法がないため、妊娠中の女性は完全にお酒をやめるようにしましょう。妊娠してからのことを考えると治療中もアルコールは控えることを勧めます。
- 夫に内緒のまま治療を受けることはできますか?
不妊治療はご夫婦で受ける治療であり、ご主人様に内緒のまま進めるのは難しいと考えます。検査を受ける際、ご夫婦の直筆での署名を必要とする書類もありますし、治療開始までに必ずご主人様に来院していただく必要があります。
様々な事情があると思いますが、不妊治療についてはご夫婦の同意を確認したうえで進めさせていただきます。
- 入籍していませんが、治療してもらえますか?
それぞれに別のパートナーとの婚姻関係がないことを確認させていただきます。
当院が指定した書類の提出が必要ですので、
詳しくは下記よりご覧ください。
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